土地を現金一括で購入するメリットは?デメリットも解説の画像

土地を現金一括で購入するメリットは?デメリットも解説

土地を現金一括で購入するメリットは?デメリットも解説

土地を現金で購入したいものの、資金計画や税金面に不安を感じていませんか。
ローンを組まない購入方法には費用や手続きの面でメリットがありますが、手元資金の減少や贈与税などに注意が必要です。
本記事では、土地を現金で購入するメリット・デメリットや、現金決済でおさえておきたい注意点について解説します。
土地購入後の家計や将来の相続・売却まで見据えて判断したい方は、ぜひご参考になさってくださいね。

土地を現金一括で購入する3つのメリット

土地を現金一括で購入する3つのメリット

土地を現金で購入するにあたっては、まずどのような恩恵があるのかを把握しておくことが大切です。
まずは、現金で土地を購入するメリットについて、解説していきます。

諸費用を削減できる

土地を現金一括で購入すると、住宅ローンを利用する際に発生する費用を抑えやすくなります。
これは、借り入れ時の事務手数料や保証料、ローン契約書の印紙代などが不要になるためです。
また、金利の負担が発生しないため、長期返済によって支払総額が膨らむ心配も少なくなるでしょう。
購入時点で必要な金額を把握しやすく、建築費を含めた資金計画も立てやすくなります。
さらに、浮いた費用を建物の設備や家具の購入、将来の修繕費などに回しやすい点もメリットです。
余計な支出を減らせるため、家づくり全体の予算にもゆとりを持たせやすくなります。

契約から決済が短縮できる

ローンを利用して土地を購入する場合、仮審査や本審査、必要書類の準備に時間がかかります。
一方で、現金購入であれば金融機関の判断を待たずに進められるため、契約後の流れがスムーズになります。
売買契約から決済、引渡しまでの期間を短縮しやすく、予定を立てやすい点もメリットです。
また、支払いの準備が整っていることは、売主にとっても取引の見通しを持ちやすい安心材料になります。
さらに、ローン特約が不要になりやすいため、契約後に審査結果で取引が止まる心配も少なくなります。
競合する買主がいる場合でも、現金購入は、前向きに受け止められやすい購入方法といえるでしょう。

抵当権の設定が不要になる

土地を購入する際は、買主へ名義を移すために所有権移転登記をおこないます。
ローンを利用する場合は、土地を担保にするための抵当権設定登記も必要です。
一方で、現金購入であれば抵当権の設定が不要になり、登記にかかる費用を抑えやすくなります。
登録免許税や司法書士への報酬を整理しやすく、購入時の負担を軽くできる点もメリットです。
また、登記簿の権利関係がわかりやすく保たれるため、将来の売却準備も進めやすくなります。
後日建物を建てる際に融資を検討する場合も、土地が無担保であることは相談を進めるうえで役立つでしょう。

▼この記事も読まれています
土地探しの流れは?成功するためのコツについても解説

現金一括払いで購入するデメリット

現金一括払いで購入するデメリット

前章では、現金一括払いの魅力について述べましたが、一度に多額の資金が動くため、注意すべきリスクも事前に把握しておきましょう。
ここでは、土地を現金で購入するデメリットについて、解説していきます。

手元資金が減少するリスク

現金購入は支払総額を把握しやすい反面、多額の預貯金を一度に土地へ充てることになります。
土地はすぐに現金化しにくい固定資産のため、購入後に使える手元資金が減りやすい点に注意が必要です。
たとえば、建築費の増額や引っ越し費用、医療費などが重なると、予定外の支出に対応しにくくなります。
さらに、車の買い替えや教育費など、時期をずらしにくい支出が発生する可能性もあります。
そのため、生活費の6か月分などを目安に、購入後も残す資金を決めておくと良いでしょう。
土地に資金を充てる前に、購入後1年ほどの支出予定まで確認しておくことが大切です。

節税メリットがない

住宅ローンを組んで住宅を取得する場合は、条件を満たすことで住宅ローン控除を使えることがあります。
住宅ローン控除は、一定期間にわたって所得税などの負担を軽くし、家計を支えやすくする制度です。
ただし、現金で土地を購入する場合は借り入れがないため、この制度による税負担の軽減を受けにくくなります。
利息を払わずに済む点はメリットですが、節税効果まで含めると総額の見え方が変わるでしょう。
とくに、建物の新築も考えている場合は、現金と借り入れのバランスによって、購入後の家計への影響が異なります。
そのため、現金購入を選ぶ前には目先の支払額だけで判断せず、税制面もあわせて確認しておきましょう。

資金援助で贈与税がかかる可能性

親などから土地の購入資金を援助してもらう場合は、そのお金の扱いを決めておくことが大切です。
返済不要のお金として受け取る場合は、贈与税の対象になる可能性があるため、早めに確認しておきましょう。
また、土地の名義を子だけにするのか、親子で共有するのかによって、購入後の整理のしやすさも変わります。
実際に誰がいくら負担したかを説明できるよう、振込記録や通帳の履歴、贈与契約書などを残しておきましょう。
負担割合と名義割合を近づけておくことで、将来の相続や売却時にも状況を説明しやすくなります。
このように、資金の出どころと使い道を整理しておけば、購入後の手続きや家族間の確認も進めやすくなります。

▼この記事も読まれています
土地のみの購入で住宅ローンは使える?流れや注意点も解説

現金一括払いで購入する場合の注意点とコツ

現金一括払いで購入する場合の注意点とコツ

ここまで、土地を現金で購入するメリットやデメリットを解説しましたが、実際の手続きにおけるポイントもおさえておきましょう。
最後に、現金決済で土地を取得する際の注意点について、解説していきます。

税務調査への対策

土地の購入では高額なお金が動くため、資金の流れを後から説明できる状態にしておくことが重要です。
とくに、現金決済は一度に動く金額が大きくなりやすく、税務面で確認される可能性もあります。
そのため、売買契約書や領収書、通帳の写し、振込明細などは日付順にまとめて保管しておきましょう。
家族の口座から資金を移した場合も、誰が何の目的で支払ったのかをメモしておくと説明しやすくなります。
書類を紙とデータの両方で残しておけば、必要なときに探しやすく、確認作業も進めやすくなります。
購入後に慌てないためにも、契約時から資金の記録を整理しておくことが大切です。

記録が残る支払い方法

土地を現金で購入する場合でも、高額な代金を直接手渡しする方法は避けたほうが良いでしょう。
支払いには銀行振込などを利用すると、入金日や金額、送金元が記録として残ります。
また、預金小切手を使えば、現金を持ち歩く負担を抑えながら安全に受け渡ししやすくなります。
お金の流れを後から確認できる状態にしておくことは、不動産取引では重要なポイントです。
なお、決済日は司法書士や仲介担当者と段取りをそろえ、必要書類や着金確認の流れも共有しておきましょう。
支払い方法を事前に決めておけば、当日の確認事項が減り、落ち着いて手続きを進めやすくなります。

正しい名義や持分設定

土地の名義は、実際に代金を負担した方を基本に決めると、購入後の整理がしやすくなります。
夫婦や親子で資金を出し合う場合は、それぞれの負担額に合わせて持分割合を決めておきましょう。
名義と負担の実態が大きくずれると、相続や売却の際に説明や書類準備に時間がかかることがあります。
また、将来の住み替えや建築計画も見据えて、誰が主に管理するのか家族で話し合っておくことが大切です。
登記前に名義と持分を整理しておけば、あとから名義変更を重ねる手間も減らしやすくなります。
さらに、家族内で決めた内容を簡単なメモや書面に残しておくと、後年の確認にも役立ちます。

▼この記事も読まれています
土地購入前に知るべき日影規制について!北側斜線制限も解説

まとめ

土地の現金購入は、住宅ローンの諸費用や利息を抑えられ、抵当権の設定や審査も不要になるメリットがあります。
一方で、多額の預貯金を使うため手元資金が減り、住宅ローン控除などの節税効果を得にくい点に注意が必要です。
取引時は、税務調査に備えて銀行振込などで記録を残し、負担額に合わせた名義設定をおこないましょう。

新築戸建コンシェルジュ

無駄のない透明なお取引で、安心してお任せいただける環境をご用意しています。
人気物件から掘り出し物件まで幅広く取り揃え、理想にぴったりの一軒をご提案。豊富な情報量と的確なご提案で、納得の住まい探しをサポートいたします。

■強み
・無駄のないお取引で安心を届けます
・豊富な物件情報で理想を叶えます
・迅速かつ丁寧な対応をお約束いたします

■事業
・売買一戸建て