ネット銀行の住宅ローンについて!メリットと注意点も解説

ネット銀行の住宅ローンについて!メリットと注意点も解説

念願のマイホーム購入に向けて住宅ローンの利用を検討する際、「本当にネット銀行を選んで良いのだろうか」とお悩みではありませんか。
圧倒的な低金利や手軽さが魅力のネット銀行ですが、対面での相談窓口がないことや審査の厳しさに対する不安から、従来型の銀行と迷ってしまう方は多くいらっしゃいます。
本記事では、ネット銀行の仕組みや具体的なメリット・デメリット、メガバンクや地方銀行と比較した際の強みと弱みについて解説します。
ご自身のライフスタイルに合った最適な住宅ローンを選択し、お得に理想のマイホームを手に入れたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。

ネット銀行とは?

ネット銀行とは?

住宅ローンを検討する上で、ネット銀行の仕組みには主に押さえるべき特徴があります。
まずは、ネット銀行の基本的な定義や特徴について解説していきます。

ネット銀行の定義と違い

ネット銀行は、原則として実店舗を持たず、インターネットや電話を中心に取引をおこなう銀行です。
銀行法に基づく免許を受けており、従来型の銀行と同様に預金保険制度の対象となるため、一定の安全性が確保されています。
預金保険制度では、一般預金等について、金融機関が破綻した場合でも、預金者1人当たり1金融機関ごとに元本1,000万円までと破綻日までの利息などが保護される仕組みです。
一方、店舗や担当者を置く代わりに、スマートフォンやウェブ上で残高確認や振込などを完結させる点が大きな違いでしょう。
また、現金の入出金には提携ATMを利用し、生体認証や複数の本人確認方法を組み合わせることで、非対面取引の安全性も高めています。

オンライン完結の利便性

ネット銀行の住宅ローンは、事前審査から契約までを自宅で進めやすく、忙しい方でも都合の良い時間に手続きできる点が魅力です。
事前審査では、年収や勤続年数などを入力し、パソコンやスマートフォンから申し込む方法が一般的となっています。
本審査で必要な本人確認書類や収入証明書も、金融機関によってはスマートフォンで撮影して専用画面から提出できるため、郵送の手間を減らせるでしょう。
そのため、平日の日中に何度も店舗へ出向く必要がなく、仕事や家事と両立しながら準備を進めやすくなります。
さらに、電子契約を利用すれば印紙税が不要となるほか、審査状況も画面上で確認できるため、手続き全体を把握しやすい点もメリットです。

低コスト構造のメリット

ネット銀行は、店舗の家賃や専用ATMの維持費、窓口担当者の人件費などを抑えやすく、低コストで運営できる点が特徴です。
固定費とは、利用件数に関わらず継続して発生する費用のことで、店舗や設備を多く抱えるほど負担は大きくなります。
そこで、削減した費用をシステム開発や安全対策に充てつつ、低い金利や手数料として利用者へ還元できるのです。
具体的には、変動金利や固定金利が比較的低く、保証料を不要とする住宅ローンも多く見られます。
また、インターネットからの一部繰り上げ返済が無料の商品や、がん・全疾病などの保障を金利上乗せなしで付けられる商品もあり、返済中の負担軽減にもつながるでしょう。

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ネット銀行住宅ローンのメリットと注意点

ネット銀行住宅ローンのメリットと注意点

前章ではネット銀行の基本について述べましたが、実際の長所や注意点も気になりますよね。
ここでは、ネット銀行で住宅ローンを組む際の長所と注意点について解説します。

低金利と手数料の安さ

ネット銀行の大きな強みは、店舗や人員にかかる費用を抑え、その分を住宅ローンの金利へ反映しやすいことです。
とくに変動金利では、従来型の銀行より低い水準が提示される場合もあり、返済期間が長いほど利息負担の差につながります。
一方、保証料を無料とする代わりに、借り入れ額に応じた事務手数料を設定する商品が多い点には注意が必要でしょう。
たとえば借り入れ額の2.2%が手数料となる場合、借り入れ額が増えるほど初期費用も大きくなるため、事前に総額を確認しておくことが大切です。
そのため、金利だけでなく事務手数料や電子契約の有無、一部繰り上げ返済の手数料まで含めて比較すると、実際の負担を判断しやすくなります。

総返済額の試算

金利差が返済総額に与える影響を知るには、同じ借り入れ条件で具体的に試算するとわかりやすくなります。
たとえば借り入れ額4,000万円、返済期間35年、元利均等返済の場合、金利0.4%では毎月約10万2,000円、総返済額は約4,287万円です。
一方、金利0.8%になると毎月約10万9,000円、総返済額は約4,587万円となります。
つまり、0.4%の金利差でも、毎月では約7,000円、35年間では約300万円の違いが生じる計算です。
また、返済用口座への資金移動や他行からの振込手数料なども確認しておけば、金利以外の細かな支出まで含めて比較しやすくなるでしょう。

注意点と危険回避の対策

ネット銀行では電話やメールなどの非対面対応が中心となるため、複雑な借り入れ条件がある場合は早めに確認することが大切です。
たとえば、夫婦で組むペアローンや収入合算では、必要書類や契約手順が通常より増えることがあるため、事前に整理しておくと安心でしょう。
また、担当者と直接話さず、個人情報や提出書類などをもとに審査されるため、個別の事情が考慮されにくい場合があります。
そのため、個人事業主や法人代表者は、過去3期分の決算書や確定申告書などを早めに準備しておくのがおすすめです。
さらに、融資日程に余裕を持たせるため、基準の異なる金融機関やフラット35も候補に入れ、提出書類は鮮明な画像でそろえておくと進めやすくなります。

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大手銀行や地方銀行との決定的な違い

大手銀行や地方銀行との決定的な違い

ここまでネット銀行の特徴や注意点を解説しましたが、従来型銀行との違いもおさえておきましょう。
最後に、大手銀行や地方銀行と比較した強みと注意すべき点について解説していきます。

相談窓口や支援体制

大手銀行や地方銀行は、実店舗の窓口で担当者と直接相談できるため、資金計画を一緒に確認しながら進めやすいのが特徴です。
収入合算や親族からの資金援助など条件が複雑な場合でも、資料を見せながら事情を説明できる点は安心材料となるでしょう。
一方、ネット銀行では電話やメール、ビデオ通話などを通じて相談する仕組みが中心です。
ただし、夜間や休日に対応する窓口を設ける銀行もあり、平日に店舗へ行きにくい方でも自宅から相談しやすいという利点があります。
また、問い合わせのたびに担当者が変わる場合もあるため、相談内容や提出済み書類をメモしておけば、やり取りをより円滑に進められます。

各種手数料の費用比較

大手銀行や地方銀行でも、保証料型や借り入れ額に応じた定率型の事務手数料を採用する商品などがあり、費用の仕組みは金融機関や商品によって異なります。
保証料には、最初にまとめて支払う外枠方式と、金利に上乗せして毎月支払う内枠方式があり、借り入れ額や返済期間によって負担が異なるのです。
ネット銀行でも、保証料を無料とする代わりに、借り入れ額の2.2%などを事務手数料とする商品があります。
たとえば3,000万円を借りる場合、2.2%なら事務手数料は66万円となるため、初期費用として見込んでおく必要があるでしょう。
また、定率型の事務手数料は早期完済しても戻らない場合が多いため、繰り上げ返済の予定も含めて、保証料と手数料の総額を比較することが大切です。

団体信用生命保険と付加サービスの比較

団体信用生命保険は、契約者に万が一のことがあった際、保険金で住宅ローン残高を返済できる仕組みです。
大手銀行や地方銀行では、死亡や高度障害を対象とする一般的な保障を基本とし、がんや3大疾病を追加する場合は金利を上乗せする商品が多く見られます。
一方、ネット銀行では、がん50%保障や全疾病保障などを金利上乗せなしで基本契約に含める商品もあるでしょう。
ただし、全疾病保障は、病気やけがで一定期間働けない状態が続いた場合など、支払い条件が細かく定められています。
そのため、保障の名称や無料という点だけで判断せず、対象外となる病気や就業不能期間、保険金の支払い条件まで確認し、ご自身に必要な保障かを見極めることが大切です。

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まとめ

ネット銀行は実店舗を持たずインターネット上で手続きが完結する銀行であり、削減した固定費の分を低金利や手厚い保障として利用者に還元しています。
ネット銀行の住宅ローンは低金利によって総返済額を大きく抑えられる一方で、非対面でのやり取りが中心となり自動採点による厳密な審査には注意が必要です。
大手銀行や地方銀行とは対面相談の有無や各種手数料の仕組みが異なるため、団体信用生命保険の無料保障範囲なども含めて総合的に比較検討すると良いでしょう。

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